「キャンベル生物学」到着

1500ページもある重たい本なのでbk1で購入。コーティングのため1週間ほどかかった。
「レーブン/ジョンソン生物学」の下巻を図書館から借りてきてぱらぱらと読んでいるうちに、とりあえずこの1冊は読んどけ的な生物学の本が欲しくなり、こっちは図書館にもあるからという理由でキャンベルのを買うことにした。
これを読んでて、いまどきの高校とかの生物って、どうなってんだろう、このレベルのことを教えられる先生が圧倒的に不足しているというか、生物の先生たちの再教育が必要なんではないかと思った。
物理や化学と比較すると、生物学くらいこの20年くらいで様変わりした学問もないんではないかなと。
遺伝子と染色体とDNAとゲノムの区別というか関係を明確に説明できる学生がほとんどいない、って話をある編集者から聞いて、そうだよなあ、このあたりのことを体系的に教えてくれる本がないんだよなと思っていたら、そんなことはなくて、アメリカの教科書なんかは、とてもよく作られている。全ページフルカラーで、写真や図がとてもよくできているし、記述もたんなる知識の解説ではなく、最新の知見を盛り込んだ形で、それぞれの概念の関係が順を追って読めばわかるように章節の構成がしっかりしている。

キャンベル生物学