図書館で『新潮』のデリダ追悼の小特集を読もうと思ったが、閉館前30分で途中で断念。買ってもいいのだけど、ちかくの本屋に置いてないんだよね。
去年iPod本の翻訳を手伝ってもらった澤田さんの卒論を読む。エジプトおよびイランの女性が今日ヴェールをかぶることの彼女たち(とくに若い世代)にとっての意味を考察してあって、いろいろ勉強になった。植民地主義、グローバリゼーション、ナショナリズム原理主義オリエンタリズムとオキシデンタリズム、そしてフェミニズムが重層する問題群をヴェールという切り口で読み解く試み。