工学院大学シンポジウム(磯崎新氏・山本理顕氏と)での宮台発言:
http://www.miyadai.com/index.php?itemid=241

ised@glocom設計研第1回研究部会の議事録:
http://ised.glocom.jp/ised/20041212


ところで、ドゥルーズ=ガダリの『カフカ』は、読み返すたびに新しい発見がある。『変身』だって、いまならひきこもりの寓話としても読めるわけだし、カフカをいろいろ読みかえしてると、暴力的な出来事とか性的な出来事が妙にひっかかる。それはそれで社会学とかの権力論にはない、独特の生々しさがあるし、それはカフカの権力に対する独特の感受性が読みとれるということなんだろう。
それに、むかしは文学機械を来るべきサイバースペースへの隠喩として読んでいたのが、いまではインターネットにおける言表の鎖列の分析ツールとして文学機械を使う、といった読みかたの変化があるともいえるし。