吉祥寺ディスクインでベガーズバンケットの再発CDが並んでいた。Tubeway Armyのファーストを買うが、いま聴くとなんかいまいち。ついでにストーンズのBlack and Blueも買う。Hot Stuffで、

I want to tell all my friends in London
There ain't nothing wrong with you
But you'd better shape up
Shake it up, your hot stuff

All the people in New York City
I know you all going broke
But I know your tough, yeah you're hot stuff

To everybody in Jamaica
That's working in the sun
Your hot, your hot stuff
Shake it up, hot stuff

ふーん、そういう歌詞だったのか。

本棚からあふれていたユニックスマガジンを整理。CVSの使い方の解説を読む。オライリーの『実用CVS』が到着。CVSはタグの活用がポイントかもなと思う。

図書館から『インターネットの思想史』『巨象も踊る』を借りる。『巨象も踊る』をいま読むと、PC事業の売却は、この当時から課題だったのだな、ということがわかる。あと、eビジネスってつまりサービスが中心ってことだとして、でもそれは業務アプリケーションの開発・運用とは違うみたいで、業務アプリは儲からない・赤字ってあり、うん、そりゃそうだろうなと思いつつ、では、IBMがサービスというときのコアって何だろうと考えるに、つまりは、メインフレームとその周辺の外部相互接続性を実現したってことなんだろうか。そこで重要なのはミドルウェアであるし、そうしたミドルウェアを動かすときのターゲットがLinux、それもPCからメインフレームまで同じLinuxで動く、垂直な同一性を確保しているぜ、ってことなんだろう。
一方、『インターネットの思想史』の方は、ちとタイトルと内容がずれてないか、という感じ。内実はリックライダーに対するこれまでの伝説というか神話を、実際はそう単純な話じゃなかったのだよ、と調べて指摘してあるのだけど、それとインターネットというのは直接はつながらないのではと思う。ただ、ひとつ重要だなと思ったのは、いまだないものをビジョンとして提示することの重要性と、そのときには言葉が重要だという指摘。
このあたりは、いわゆる思想史一般の問題とも重なるかと思うけど、つまりある思想が語られたとき、そのもとの思想と、それが人々に受け入れられて力になるってからでは、かならずずれが生じてしまうという問題でもある。