福田和也『イデオロギーズ』

イデオロギーズ
この本は、テクノロジー観をマリネッティ、モリス、ベンヤミンハイデガーの四つに分類してるところが、まあ面白かった。マリネッティってあんまし評価されてないけど、ITいけいけどんどんのイデオロギーって、要するにマリネッティだよね、という指摘は、まあ、そうだよなと思った。オリンピックとかが人気あるのも、未来派イデオロギーが一般的になったってことなんだろう。
未来派に最初に興味もった時期は、たしか坂本龍一が『未来派野郎』を出した頃で、パルコ出版から出てた『未来派』とかを図書館から借りて読んだりした。調べてみたら1986年だった。
eto.com/d http://eto.com/d/0408.html 経由で北川裕二という人が書いた書評 http://www.eris.ais.ne.jp/~fralippo/daily/content/200406080003/ を読む。