shelter from the storm

英辞朗でshelterを検索したら、
It is good to have a shelter against every storm.
という諺があった。備えあれば憂いなし、とのこと。shelterとstormの組み合わせは、英語的には定型っぽい言い回しなのだろう。なので(核)シェルターと訳すと、かなり偏った感じになる。

基本は四行詩で一行と二行が脚韻
blood/mud、assured/word、involved/unresolved、hail/trail、there/hair、lost/crossed、mount/counts、dove/love、clothes/dose、line/mine
また全体を通して三行目で脚韻
form、warm、corn、thorns、horn、forlorn、scorn、born

「激しい雨」のバージョンでは、2番、8番、9番が省略され、6番が別の順番で歌われている。間違えたというよりは、ディラン本人にとっても、この歌詞の順番はかなり恣意的ということなのだろう。
この曲は、カサンドラ・ウィルソンがカバーしているが、10番まである歌詞のうち9番は省略されている。ウィルソンのカバーでは、Come inの言い方が細かく歌いわけられているのだが、その「女性」像のニュアンスの違いが、うまく解釈できない。